
Quoyaではソールの色付けには弁柄を何色か混ぜ合わせたり、墨を混ぜて使用しています。
靴用のインクもあるのですが、均一に塗れすぎてしまうのであまり使いません。
弁柄や墨特有のムラや色落ちなどは、
暖かみのある雰囲気を醸し出し、安心や落ち着き、それでいて洗練された印象を与えてくれます。
弁柄に限らず何でも、天然の素材というのは使っていても気持ちがいいです。
伝統的な建築などで使われる弁柄ですが、古くからの建築の多く残る京都では靴用インクよりも身近に手に入ります。
それは、
「特別なものは使わずに 特別なものを。」
というQuoyaの靴作りに対する考え方にも通じています。